9月18日 水曜日
さて、開演の10時過ぎになり壇上にメンバーが勢揃い! おやじのメンバーに加え、小和田ジュニア・阪大生も助っ人で頑張ります♪
先ずは、小和田さんによるブーメランの実演です。 一回目は体育館の天井に当たって墜落! (*´ο`*)=3 はふぅん でも、二回目は小和田さんの手元に戻ってきて拍手喝采です! 最初のつかみはOKで、小和田さんは大満足! (^_-)vブイブイッ
次は、空気の重さを感じる実験です。 運動会で使用する大玉転がしの紅白の大玉で、白玉は空気を抜いたもの、そして赤玉は写真の様に空気が入った子どもたちは受け止めて比べるのですが・・・ 壇上の子どもたちにはその微妙は重さの違いは判り難かったようです。 実際は5Kgほどの重さの差があるそうです。
そして、壇上にはハロウィンのお化けが登場! 前回には無かった企画ですが、文教委員会のお母さま方が熱演してくれました。 何をしたかと云うと、お化けたちが魔法の薬を風船に塗るとしばらくして風船が破裂するというものです。 会場の子どもたちに向けていつ破裂するか判らない時限爆弾みたいな風船をいっぱい投げ入れるのですから、もう子どもたちは大パニック状態で大喜びです。
裏話:この企画には色々なご苦労があったそうです。 先ずは薬を塗って子どもたちに触れさせるのですから、子どもたちが安全でなければなりません。 風船のゴムが溶ける薬剤にオレンジやレモンなどの柑橘類の皮に含まれるリモネンを使用しました。 しかし、実際にはオレンジの皮を絞って風船に着けると直ぐに破裂してしまうそうです。 ゴムがぶ厚い風船はなかなか破裂しないし、だいたい薬を塗って20秒程度で破裂させるには、リモネンを別の溶剤で薄めることもしないといけません。 その微妙な調整に苦労したそうです。 そこは企業秘密ってことで! (*^m^*) ムフッ でも、この新しい企画は大成功でした♪
次も子どもたちには大好評の空気砲です。 大きな空気砲で煙の輪っかが会場内に飛び出すたびに歓声があがります! 本当に迫力満点の実験です。
「電気クラゲ」という静電気の実験ですが、細かく裂いた荷造りテープを静電気を帯びた塩ビのパイプで浮かせるものです。 何とか少しだけ浮いてくれましたが、これがなかなか難しいのです。 前回もそうでしたが、静電気の発生はその日の湿度に大きく影響を受けるのです。
静電気の実験のその2は、「ライデン瓶」(静電気をためる簡単な装置)を用いて、手をつないで輪になった子どもたちに電気ショックを味わってもらう企画です。 これは輪になる人数を少なくすると何とか上手くできました! v(・_・) ブイッ
最後の実験は、液体窒素を用いた超低温の世界です。 テレビでもよくされていますが、先ずは花を凍らせてその花を握って潰すというものです。 「やってみたい人!」って声を掛けるとご覧のように会場の子どもたちは一斉に手をあげて選ぶのが大変です。 幸運にも選ばれた7名の子どもたちに壇上に上がって体験してもらいました。 もちろん、液体窒素は−196℃以下ですから、凍った花もその温度になっていますので、ぶ厚い皮の手袋を着用しないととても危険です!
他にもバルンアート用の細長い風船や軟式テニスのボール、スーパーボールなどを液体窒素で凍らせてどうなるかの実験を行いました。
そうそう、凍らせたバナナを用いて板に釘を打ち付ける実験では、バナナが釘に負けてポキッと折れて、釘が板に刺さらない・・・ (^w^) ぶぶぶ・・・
この写真は液体窒素を入れたヤカンの底に火のついた線香をかざす実験です。 何が起きているかというとヤカンの中の液体窒素によって空気中の酸素が冷やされてヤカンの外側で液体になりヤカンの底からポタポタと零れ落ちているのです。 当然ながら火のついた線香は酸素が沢山あるので明るく燃え上がります。 なかなか難しい内容ですが、子どもたちは興味深々で、壇の近くまで駆け寄って見入っていました♪
サイエンスショーのフィナーレは、バルンシャワーと空気砲の共演で締めくくりです。 沢山の風船で子どもたちは大喜びです。 楽しかったね♪
今回のサイエンスショーでは、PTAの文教委員会の皆さんが会場設営や受付、子どもたちの誘導など本当に頑張っていただきました。 お蔭で子どもたちに怪我もなく、無事に終えることができました。 季節柄、ハロウィンをコンセプトにされていてとても良かったです。 感謝!