12月15日 日曜日
まずは少路小学校に集合、伐採に必要なものを積み込み、おやじの会が保全を委任されている近所の竹やぶに向かいます。
伐り出した竹の運搬手段はおやじの会所属にっしゃんから借りた2tトラック。 いつもありがとう!
竹伐採の強い味方はチェーンソーです。 危険なイメージもありますが、きちんと使うとこんな便利なものはありません。 チェーンソーのスペシャリスト清水顧問のレクチャーを受けながら動作確認を行います。
ところで、写真には2台のチェーンソーが映ってますが、ちょっとここで豆知識。
2台のうちの1台は竹切り用、1台は通常の木材用です。実は通常の木よりも竹は繊維質が多く、硬いのです。 そのため、竹切り用のチェーンソーの刃は通常のものよりも密度が高く、ちゃんと専用のものを使わないと、刃を傷めてしまったり、きれいに切ることができません。 ということで、1台は竹以外の余分な木を切ることに使います。
こんな知識も少路小おやじの会ならではです。
虫除け対策もバッチリやって準備を完了、伐採を開始。
長い竹を竹やぶの中で7〜8m程度に割断、竹が密集してスペースがない中、通り道を選びながら広いところまで運びます。 これがまた大変な作業なのです。 おやじたちは汗だくになりながら作業し、竹置き場に一本二本と竹が増えていきます。
必要な竹を切り取るだけなく、並行して倒れた竹を切り取ったり、安全に作業ができるよう、危険箇所の対策をしていきます。 すっちょん前会長も率先して作業環境の安全対策です。 なんせ竹林保全活動ですからね。
トラックへ積み込んだ竹を慎重に学校まで運び、行き先に合わせて少し加工、残りは小学校に保管させていただきます。
ここで番外編。
今日は竹林保全活動だけのはずが、民生児童委員会の方のご好意でご自宅の薪をいただくこととなり、大変な量が運ばれてきました(⌒-⌒;)
薪は毎年のお餅つき大会や防災の観点からとっても重要なものなのですが、これまでのストックと合わせて向こう3年はもちそうです。
今日持ち帰った竹は用途に合わせて長時間乾燥させ、少路まつりのナイアガラ花火の支柱やランタン、流しそうめんなんかにも活用されます。 今後、いろんなところで使われると思うので、皆さん注意して見ておいてくださいね。