9月18日 水曜日
イベントの主催者は、「少路校区自主防災会」です。 昨年度に緑丘自治会をはじめ、地域の関連諸団体が集まって結成されました。 会長は前年度おやじの会・会長の荒ちゃんです。 我々おやじの会は午前中の炊き出しの準備と運営の担当をします。
今回、ごはんを炊く羽釜4基には、写真の羽釜専用組立式コンロ3基とドラム缶コンロを用意しています。 また、豚汁を作るために45Lの寸胴鍋とステンレス製ドラム缶コンロのセットもあります。
小和田さんより炊飯の説明です。 各釜戸で使う薪の量は、熱量とかの難しい計算をして弾き出したという「1.5kgs」に対して、安全を見て倍の「3kgs」を用意しています。 右下が、ひとつの釜戸で残った量で、予想通り、1kgsくらいでした。
もっとも、現実に震災が起きた時は、臨機応変の対応が肝要となるとは思いますが(^^♪
準備途中に西岡教頭とシモPが、子どもたちに楽しくバケツリレーを体験させてますね。
炊飯が終了し、蒸らした後、参加者のお母さん方がどんどんおにぎりを握ってくれます。 今回の炊き上がりは素晴らしく、おにぎりが非常に美味しいという声が多かったですね。 遅れていた(笑)豚汁を待たずに、皆さん、どんどん召し上がっていました。 おやじ会員が次々と「藤井さん、豚汁まだですか?」と声をかけ、いじっていきます。
前日、鍋の外側に焦げ付き防止用のクレンザーを塗ってくれた荒ちゃんでしたが、上蓋と接する部分にもクレンザーが付着していました(笑)。 それで、豚汁のお湯の中にクレンザーが混入してしまい、洗い直した事も少しだけ影響があるのかもしれませんね。 この余波で、倉庫見学ツアーはキャンセルとなりました(笑)。 そうこうするうち、ようやく、豚汁も完成しました!
午後は体育館に場所を移し、講義や講習がありました。
心肺停止時のAED操作方法は、パッドの貼り方からかなり細かく教えていただき、大変参考になりました。
こちらは、毛布や衣類を活用して、簡易担架の作り方です。 毛布の巻き方で摩擦が生まれ、体重重めの荒ちゃんが乗っても大丈夫なようです。
水消火器の訓練では、少路まつりの弓矢ブースで使う的を狙っています。
屋外には、「煙体験ハウス」が設置され、参加者の関心が高かったです。
入る前の予想と違い、視界ゼロの中、手探りで歩くのは非常に困難と実感しました。 訓練の煙は、人体に影響のないもので、甘い香りづけがされていましたが、実際の煙では、隣の部屋に行くのも困難ではないでしょうか。
最後は記念撮影をして、消防車を見送って無事終了しました。