2月11日 火曜日
平成21年10月7日(水曜日)
あえて必要なものと云うほどではありませんが、シリーズものなので同じフォーマットで・・・ (^凹^)ガハハ どちらと云うと注意点でしょうか!
家電店でPCを扱っていて、プリンターもあるお店なら取りそろえております。 判らない時は「アイロンプリントペーパーありますか〜〜っ?」って店員さんにお聞き下さい! (^w^) ぶぶぶ・・・
印刷したアイロンプリント紙の余分な空白部分を切り落とすのに使用します。 普通のハサミやカッターで充分です。 カッターナイフを使われる時はカッティングマットも準備いたしましょう。
PCの能力は問いませんが、ソフトとして画像を扱えるドロー系や写真処理系がインストールされていることです。 プリンターはインクジェット式のプリンターが必要です。 レーザープリンターは使えませんのご注意です。
Tシャツの材質ですが、綿60%以上のものが良いです。 もちろん綿100%がベストです。 それとTシャツによっては、繊維の編み方が粗いと云うか模様のあるものがありますが、その様なものはあまり適しません。 できるなら目の細かい普通のTシャツが良いでしょう。
もう一つ大事な事はTシャツの色ですが、白色が良いでしょう! なぜなら、アイロンプリント紙に画像を印刷しても白色は透明として表現されます。 すなわち、印刷して白の部分はバックのTシャツの色が表現されてしまうからです。
普通のアイロンでかまいません。 スチーム機能は使用しません。
Tシャツのしわ伸ばしに使いますが、アイロンプリントには柔らかいアイロン台は向きません! 平らな堅い台が必要です。 厚めの雑誌等でもかまいませんが、アイロンをあてると雑誌の印刷がTシャツに写ることがありますので注意です。 それを防ぐには雑誌とTシャツの間に白紙を挟むと良いでしょう。
アイロンプリントペーパーでのオリジナルTシャツの作り方について順をおって簡単に解説いたします。 今回はおやじランナーズ?のために試作した画像を使って作ってみます。
使用する画像ですが何でもかまいません! 今回はおやじランナーズの為に試作した画像を使用しますが、これは風景写真を画像処理ソフトで油絵風に変換し、そこにおやじの会のロゴマークを入れ込んで見ました。 写真そのものを使っても良いですが、この様に一手間加えるのも良いでしょう。 画像の大きさは使用する用紙の大きさに依存しますが、小さなロゴマークなら数個同時に印刷し、切り取って使い分けることができます。
材料のTシャツの項でも云いましたが、Tシャツの色が白い部分に反映されますので、もし白色以外のTシャツをご使用になるときは、白色を含まない画像にするか、それを見越して作られるのが良いでしょう。
作る画像の画質(細かさ)ですが、可能な限り細かくして下さい。 特に写真を使用するときはそうです。 出来上がった画像を一度、普通に印刷して納得行く画質かどうか確認すると良いでしょう。 下のロゴマークなどの画像をコピペしても良くありません。 もし、ロゴマークなどをご希望される方は、お申し付け下さい。
出来上がった画像を印刷するのですが、画像処理に使用したソフトで印刷しても可能です。 注意点として画面での大きさと印刷した時の大きさが異なる場合がありますので、やっぱり一度普通の紙に試し印刷して、印刷された画像の大きさを確認して下さい。これは縦横のバランスが使用しているPCのモニターによって微妙に違うのです。 ですから、印刷するとモニターの縦横バランスと違って画像が平たくなったりします。 あくまでも、印刷されたものが大事ですから、仮印刷して縦横のバランスを調整して下さい。
アイロンプリントペーパーに印刷された画像はTシャツに転写されるのですが、ここが重要なポイントで、転写するためには画像は左右反転していないといけません。 よって出来上がった画像を画像処理ソフトで左右反転したものを使用し普通に印刷するか、下の写真の右上の様にプリンターのプロパティー設定で用紙種類を「アイロンプリントペーパー」に指定すると自動的に左右反転して印刷されます。 下の写真の左下は印刷された画像ですが、左右反転しているのが判ります。 そうそう、アイロンプリントペーパーには裏表がありますから、どちらの面に印刷されるか間違わないようにして下さい。 大抵はツルツルの面が表で、普通の紙質が裏になります。
印刷された画像は不要な空白は切り取って下さい。 ただし、ギリギリではなく数ミリ残して切り取って下さい。 Tシャツにプリントされてから少し剥がれることがありますので、ギリギリだと画像が欠けてしまう可能性もあります。
使用するTシャツは、アイロンプリントする前に皺があるとその部分が綺麗に転写されない可能性がありますし、出来上がってからその箇所から剥がれる危険性もあります。 事前にアイロンをあてて皺を伸ばしておいて下さい。
皺伸ばしには普通のアイロン台でかまいませんが、アイロンプリントでは柔らかすぎます。 アイロンプリントする時には堅い台を用意いたしましょう。 私は大きめの雑誌をTシャツの裏側に挟み込みました。 もちろん、雑誌とTシャツの間には、雑誌の記事がTシャツに写らない様に白紙を一枚入れております。
転写する位置は決まりましたか? 一度転写すると剥がれませんので、位置決めは慎重にして下さいね! 後はロゴマークなどで字と字の間隔が空いている時は、字を一つずつ切り離して転写すると良いでしょう。 可能な限り転写部分の面積は少ない方が綺麗に仕上がります。 転写部分のTシャツの生地は他の転写されていない部分と比べ伸縮性が低下いたします。 ですから、透明な空白部分は出来るだけ無い方が良いでしょう。
さあ、アイロンプリントです! 子どもさんにさせてもかまいませんが、熱いアイロンですので火傷しない様に注意して下さいね! アイロンは滑らすのではなく、押しつける感じです。 一カ所に5秒以上は体重を掛けてアイロンを押し当てて下さい。 それと方向を変えて何回かはアイロンをあてて下さい。 特に隅の部分は念入りに行って下さい。 隅の転写が悪いと後々プリントが剥がれる原因になります。 とにかく、堅いものの上で大人が体重を掛けてしっかり圧着することが大事です。 子どもの体重では多分不十分だと思います。
充分に押し当てたら、熱い状態で剥がしてはいけません。 必ず、転写部分が冷めてから用紙を剥がして下さいね! 用紙を剥がす時は、ゆっくり慎重に行いましょう。 剥がす方向がありますので注意ですが、Tシャツの生地には上下左右で伸び方が違います。 伸びにくい方向から剥がして下さい。 これらは全て転写されたプリントが剥がれない様にするためです。
綺麗に転写され用紙を剥がすことが出来ましたか? もし、用紙を剥がす時にプリント部分がTシャツから剥がれる様であれば、無理に剥がさず再度アイロンをあててしっかり圧着転写し直して下さい。
これでオリジナルTシャツの出来上がりです! ヽ( ´¬`)ノ ワ〜イ ! 皆さんの心配は出来上がったアイロンプリントが剥がれないか?と云うことですが、しっかり転写されていれば剥がれません! しかし、Tシャツが伸び縮みするうちに剥がれる可能性もあります。 また、洗濯でも剥がれる可能性がありますので、洗濯するときはTシャツを裏返してするのが良いでしょう。
えっ? 出来上がったTシャツと着ているTシャツでは画像の大きさが違うって? いえいえ、同じものですが、メタボな体に着たものですから画像が伸びているのだ・・・ これも剥がれる原因になるかもね! (T△T) そんなぁ…