9月18日 水曜日
平成25年7月20日(土曜日)
お昼の準備時間の合間に、F顧問より、花火の詳しい説明が行われました。 『おい、ちゃんとわかってるのかぁ!』厳しい指示が飛びます。 失敗は許されませんぞ!
ファイアー点火で、少路まつりフィナーレが始まりました。 少路小学校太鼓クラブの演舞が会場を盛り上げます。 続いて、ドラム缶に仕掛けられた爆竹の音が、夏の夜空に響き渡ります。 『第31回 少路まつり フィナーレの花火大会が始まります』MCのダマリンことオオダマさんの大きな声。 いよいよ少路まつりもクライマックスです。
では、数ある花火プログラムのうち、『打ち上げ花火』『巨大タケコプター・ドラゴン』『ナイアガラ』の3つのメインプログラムの準備風景・裏方風景を交えて、ご紹介しましょう。
≪紹介プログラム@『打ち上げ花火』≫
準備作業で作成した花火を倉庫から運搬します。 中には除湿剤が入れてあります。 花火には湿気は厳禁ですから。 開封し、F顧問作成のプログラムに順じて並べます。 打ち上げ花火の前には、ベニアコンパネを立てて、観客から見えないよう目隠しします。 このベニアコンパネは、万が一にも観客席に向かって花火が飛ばないよう安全面でも必須です。
さあ、いよいよ点火です。 点火者は、今年度現役を卒業し、来年OBとなる会員を中心に選ばれます。 その責任は重大。 順番を間違えないよう、点火者に緊張が走ります。 観客席からは、美しい花火も、点火場は修羅場です。 『大きな音にビビって逃げるなよ!』OBたちからゲキが飛びます。
色とりどりの打ち上げ花火が、少路の夜空を彩ります。 あまりの美しさにウットリと見とれてしまいます。。。
≪紹介プログラムA『巨大タケコプター・ドラゴン』≫
本年度初登場の巨大タケコプター・ドラゴン。 竹の先端に十字に羽根を取り付け、ドラゴン花火を装着して、点火後、人力で回そうというもの。 この大胆なる挑戦に、ヒゲ武さん、伊藤あさん、山本さんが立候補しました。 仕掛け作成からこの企画に対する熱気が溢れていました。 『竹は、このくらいの長さかな。』『こうすれば、もっと勢いよく回転するのでは。』皆が知恵を出し合い、巨大タケコプターに改良を重ねます。 ただ、このお初のタケコプター、回転が弱いと・・・まともに花火をかぶります! (^◇^)
まつり当日も回転練習に余念がありません。 3人の勇者は、防炎シートを身にまとい、ヘルメットとゴーグルを装着、火傷の心配はありません。 最後にベニアの羽根にドラゴン花火を取り付けて完成。 後は出番を待つばかりです。
さあ、点火したぞ! 校庭の中央へ駆けだします。 ドラゴンから花火が出始めたぞ。 回せ、回せ。 ドラゴン花火が、美しく回転します。 うぁ〜、凄い!!! 観客席からは大きな歓声と拍手が巻き起こりました。 大成功に3人の勇者たちも大満足。 あっちゃんの頭の竹コプター、ナイスです。 なお、このタケコプター・ドラゴンは万全の安全策を取ってやっていますので、絶対、良い子は真似をしないでくださいね!!
≪紹介プログラムB『ナイアガラ』≫
ナイアガラ支柱を持ち上げる作業は、迅速かつ繊細な動きが重要。 入会した新人が指名され、事前準備作業の合間に、筋トレを兼ねて練習を行います。 『まだまだ遅い!』先輩の厳しい指導のもと、練習は続きます。 まつり当日、ひもに結ばれた3つの花火をペーパーテープで導火線を束ねます。 こうすれば、一箇所点火すれば、3つの花火に火がつきます。 本年は、屋上からもミニナイアガラを上げることに。 嗜好をこらした演出です。 さあ、準備完了です。
地面にて一斉に点火し、全てに火がついたら、支柱を持ち上げます。 今年のナイアガラは、例年になく美しかったと評判でした。 本当に天空から流れ落ちる滝のような見事な演出です。
フィナーレでのおやじの会のもうひとつの大事な作業、それは下校警備です。 花火終了後、一斉に下校する参加者の混雑状況を屋上より監視し、校門まで安全に誘導します。 ここでも、豊巻さんからお借りした無線機が大活躍。 一般道路に出た子どもたちの安全もしっかり見守ります。 自宅にお見送りするまでが『まつり』です。
少路まつりの長い一日も無事終了しました。 向かいの緑丘会館で打ち上げを行いました。 一大行事を成し遂げたあとの美酒は格別。 100人を超える参加者で大盛況でした。 最後に『ハイ・ポーズ』!みんな満足げな表情ですね。
大・成・功 \(^o^)/ 花火大会に全面協力をしていただいた舛屋校長、ありがとう♪