今年は、5月21日に金環日食という大きなイベントがあります。年末の皆既月食を撮影した時に手持ちのレンズでは少々短いと思ったので、新しくミラーの800mmを購入しました。そのテストを兼ねて、先日、伊丹市の昆陽池に野鳥を見に行きました。 昆陽池は有名な野鳥のスポットなのでご存じの方も多いと思いますが、この時期はカモ類が沢山渡ってきていて、定期的に餌を与えられているので人を恐れることもなく、目の前で見ることができる素敵な場所です。奈良時代に行基が作った溜池だそうで、奈良生まれの私は、妙に縁を感じたりします。
ホントは勝手に餌を与えてはいけないのですが、多くの人がパンなどを持ってきて群れの中に投げ込んでいました。(うちの娘も見知らぬおじさんにパンを貰って投げ入れてました。;_;)それまでおとなしく泳いでいたカモたちもいきなり争奪戦になり、バシャバシャと水しぶきを上げて取り合いになります。
ここで見られたのは、マガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、オナガガモ、ヒドリガモなどのカモ類と、ユリカモメやバンなどでした。飼育されているオオハクチョウとかアヒルもいました。今回、はじめて見ましたが、渡り鳥の中には、調査のための無線機を背負っているものもいてました。
他にも、カワセミやシジュウカラ、エナガ、コゲラ、ゴイサギやヒヨドリなどいわゆる留鳥も多く見られました。カワセミは800mmで撮ることができたのですが、あまりにピントがシビアだったのと、軽い方の三脚しか持って行かなかったのでブレも多く、相当数撮ったうちで使えるものは何枚かしかありませんでした。
ミラーレンズの特徴ですが、木の枝などは2線ボケに、光の反射などはリングボケになります。それなりに撮れることが分かったので、次は月の写真でも取ろうかと思います。
この日にとった写真の一部は、以下のホームページにありますので、ご興味の有る方はご覧下さい。カワセミの写真も何枚かありますが、背中は色が違っていて綺麗ですよ。
"http://chem.sci.hyogo-u.ac.jp/20120212昆陽池の野鳥" (日本語がうまく通らないのでコピペしてください)
小和田@日食用NDフィルター注文済み(Fujiのが安い)
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