こんにちは、ハコです。
先週日曜に、11中吹奏楽部の演奏会を聴きに行きました。 これまで、録音や野外で遠目に演奏するのは何度か聴いたことがありました。そうそう、先日の中学の入学式でも、間近で生演奏を聞きましたが、斜め位置で聴いたためバランスが悪く、正しい音は聞けませんでした。 そう言った意味では、ちゃんとホールで前から聴けるのがとても楽しみで、ちょっと早めに箕面市役所横の会場へ向かいました。
会場に自転車で着いた時は、開場15分程前でした。 凄い人、ヒト、hito。 昨年の11中吹奏楽部の活躍もあり、例年以上に観客が詰めかけると、聞いてはいたのですが、こんなに多いとは。。 市民ホール設立以来の集客状況(?)だったのか、係員の誘導も今ひとつ。後から並んだ人と一緒に、何とかホール入り口を通過しました。 想像したとおり、客席はほぼ満席状態。 席取りもあるのか、なかなか空き席が見つかりません。 何とか自分の分は確保したものの、ちょっと遅れて列に並んだ家族分までは席が取れない状態。(結局、娘と家内は、一つ席を二人で座っていたことを後で聞きました。) 無料チケットを頂いたのに文句は言えませんが、配ったチケットには整理券を出すとか、有料にして人数制限を掛けるとか、何かもう少し工夫はして頂きたかったです。 かなりの人が座れずに、立ち見をされてました。
演奏会は、3部形式で、現役生が1,3部を演奏、間の2部でOB,OG楽団が演奏するもの。
ブラスバンドの本格演奏を聴くのは生まれて初めてでした。 前に書いたこと有りますが、正直、ブラスバンドといえばマーチ風の典型的な曲を連想してしまい、わざわざ聞こうと思わなかったのです。(実は、昨年春のこのコンサート、家内に案内は貰いましたが、興味が湧かず行きませんでした。) 中学生時代、吹奏楽部が学内イベントで演奏する”青い山脈” のクラリネットの気持ち悪い旋律を聞き過ぎたせいか、景気付けのお祭り的演奏が、嫌いだったこともあり、それがトラウマで吹奏楽が好きになれなかったと自己分析してます。 高校1年で、ショパンのピアノ曲の美しさに目覚め、大人になるにつれて管弦楽曲は好きになって行ったのですが、吹奏楽を聞こうとはしませんでした。
ここでちょっと脱線。 先週、大阪フィルの定期演奏会の前に、被災への復興願いを込めて、短い弦楽曲の演奏が有りました。 ゆったりした曲に心が和みました。 弦楽曲とは、バイオリン、ビオラ、チェロとコントラバスで演奏されるもので、最後のコントラバスだけが開放弦の並びが違う、厳密には違う楽器ですが(ビオール族。他の3つがバイオリン族の兄弟楽器)、4つとも音域の違う擦弦楽器で、雰囲気は似ています。 ちょうど、混声合唱みたいに同種の音色でハーモニーを楽しむように、心が和みます。 確かに、弦楽曲でも好き嫌いな曲は有りますが、私には概して好みの曲が多いです。 一方、吹奏楽は木管楽器、金管楽器を中心にしています。 この、管楽器類ですが、発音機構も幾つかに分類されることから、結構個性豊かで、音色も様々ですよね。 フルート、オーボエ以外の管楽器は、私には、響きがキツ過ぎて or 音色が好きじゃ無いので、どうしても、吹奏楽音楽でリラックス出来ないのです。 やっぱり、管弦楽、つまり弦楽器と管楽器が入ったオケの演奏が、曲調も豊富で、好みの曲を選べます。
で、本題に戻ります。 11中の吹奏楽部の演奏、3時間を超える公演でしたが、とても良かったです。 ハッキリ言って、嫌いな曲調の曲も有りましたが、吹奏楽の為に作曲された曲は、新鮮な響きが有りました。 弦楽器に比べ、私には上手い下手の判断が難しいのですが、みんなチカラいっぱい演奏しているのが伝わって来ました。 青春!って感じが良かったです。
舞台の合間、今回、中止になった全日本コンクール参加予定だった生徒さんのアルトサックスの演奏が有りました。 彼女の吹いたピアソラ、これもすごくよかった。恩師の音楽教師への感謝のコメント、演奏終わって、その先生に泣き崩れた姿を見て、素晴らしい演奏に加えて、目頭が熱くなる感動を頂きました。
勝手な思いこみかも知れませんが、吹奏楽って、やはり中学、高校生が若いパワーと情熱を注ぎ込むから、聞いてる方も共感するのではないでしょうか。
今日、千中のヤマハで吹奏楽コーナーをうろつきました。これまで、ここは素通りする部分でしたが、もうちょっと、興味持って接してみようと思います。 吹奏楽は、食わず嫌いの部分もあったかも知れません。 我らが11中の吹奏楽部の演奏を、客観的に良さを評価出来るよう、私も少しは勉強します。
以上、雑感ですがブログにアップしました。 中学全国レベルのブラスバンドが身近に聴ける贅沢を、皆さんも体験されたら如何でしょうか? ブラスバンドに造詣が深いおやじ、いらっしゃれば、色々とご教授下さい。
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