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最新NYランニング 事情

こんにちは、ハコです。

たいそうなタイトルを着けましたが、NYCMを走りに行った時の幾つかのエピソードを紹介しようと思います。

その1. D-TAG
 今回のNYCM参加で最も印象的+感動したのが、マラソンのタイム記録をするための計測チップが使い捨てになっていたこと。 マラソン参加者ならお解りと思いますが、これは凄く画期的なことと思います。

 これまで参加したレースは、(自前のチップを持ってる人以外は)デポジットを支払ってレンタルした計測チップを靴に着け、ゴール後、チップを返却しデポジットの返金をして貰うのが普通でした。 42Km走った疲労困憊の体で、このチップ返却するのが結構面倒くさい作業でした。
 
 今回、NYCMで採用していたT-TAGというのは、靴紐に紙製のリングを取り付けるだけで、タイムを計測、使用後はそのまま持ち帰って廃棄するというもの。 ネットで調べて見ると、米国のBay State Race Servicesが2009年に開発導入した新しい技術らしく、昨年のボストンマラソンでも採用されたようです。 これが、実際に付けた図。

 私が気になったのは、路上の計測(データ収集)装置と、足元のタグをどうやって個別認識+通信してるの?、という点。 旧来の計測チップは、確か固有の周波数で発振する回路と電池がチップに組み込まれており、つまり、チップが発振器になっていたと思います。 今回のD-Tagを見た感じでは、裏面に金属箔で形成したアンテナは確認できるのですが、発振回路や電池が組み込まれてる様にも見えません。 使い捨てにする位なので、さほど高価なデバイスとは思えず、電池を持たない(ように見える)受動デバイスが如何に無線で情報収集されるのかが、興味あります。

 アンテナだけでは個体の特定はできないと思うので、恐らく微小なICが埋め込まれ、所謂、RFID技術(Pitapaとかも原理は同じだと思います)が使われてるのだと想像します。

その2. Bare-foot ruuning
読んで字の如く、“素足ランニング”。 NY到着日に市内の有名ランニングショップ Jack Rabbitt を、唯一訪問しました。

 そこで地下足袋風の奇妙なランニングシューズ Five Fingers (ビブラム社)を発見。 何か珍しいモノを記念に買って帰ろうと思っていたのですが、流石に好奇心の固まりの私でも、“これで走ったら膝壊すよなぁ。。”と思い、店員に値段の確認さえしませんでした。 帰国後、気になって、ネット検索をしたところ、やはり昨年発刊された Born to Run と言う本(同名のロックアルバムありましたよね。。)が、全米で話題になり、素足で走ることがNYで注目されているようでした。 NYCMレース中そんな靴(?)で走ってる人には気づきませんでしたが、どんなんでしょうね、素足で走るって。。

 (大垣書店のスポーツ本コーナーにも、素足ランの手引き書が売ってます。 どうも、靴の弊害から開放され、膝痛も良くなるとか。。。 ご興味ある方は、お試し+結果レポート下さい。)

その3. NYCM Expo.
海外の大きな大会では本番2-3日前から、ゼッケン等の受け取り+ショップの展示即売会を兼ねたイベントが開催されることが多いですが、NYCMでもマンハッタンの見本市会場で木曜から土曜の夕方までExpoが開催されました。
 土曜の午後に回った時の、幾つかのエピソードを紹介します。

・NYCMのメインスポンサーは、日本のAsicsなので、ブースの半分の面積がAsicsの公式グッズ販売コーナーでした。 そう言えば、日本の雑誌で紹介していたNY市民ランナーの多くがAsicsシューズを愛用してるようでした。 私は、ここ10年位、NewBalanceの幅広サイズしか履いたことがないのですが、今度、Asicsのフルオーダーシューズ(2万円)でも試してみようかな。

・Expo会場には、何とアクセサリーで有名なTiffanyも出店、NYCMコレクションを販売していました。 大会名が刻印されたブレスレット、ペンダント、キーホルダー、ペーパーウェイト、グラス等々、どれも結構なお値段です。

 実は、大会前のメール情報でも、Tiffanyグッズの事は知っており、自分の完走タイムを刻印した純銀製のマネークリップには98%位購買意欲を掻き立てられたのですが、“4hr以下のタイムだったらレース後に、記念に買おう。” と自分を牽制しました。
 残念ながら、Tiffanyグッズはお預けになりました。。

・Expo.では、普通のシューズ、ウェア、スポーツ飲料 等、見慣れたもの以外にも、奇妙なグッズのお店もあり、私はそう言った類の方が好きです。 今回、会場で人気を得ていたのが、Self massage器機の即売ブース。

 The Stick と言うプラリングを付けただけの簡単な“棒”が40-50$で販売、結構売れてました。 もともと、肩、背中が凝りやすい私も試させて貰いました。 ちょっと固めの全身タイプ、お値段は確か54$なり。 高い買い物だったかは、使ってみて判断します。。
(ご興味ある方は、 http://thestick.com/ で確認下され。)

その4.  ライバル?
 大切なエピソード忘れるところでした。 今回のNYCMに出走したマラソン世界記録保持者ゲブラシラシエは、25kmで膝痛の為に棄権、その後、現役引退を表明しました。
  
 彼とは、2007 年のベルリン(彼は、当時の世界記録達成、私は確か5:20位)
と2008年もベルリン(現世界記録2:03:59達成。 私は、大阪から現地2泊で遠征、タイムは 4:49:50)で同じレースを走った間柄。 勿論、同じ日に同じコースを走っただけで、彼とは出会ったことも有りませんが、自分が出ていたマラソンで世界記録が出たって、何となく嬉しいじゃないですか。 そんな訳で、私は一方的に彼を意識してました。
  
 その彼、ゲビー(勝手にあだ名付けちゃいました。)が記録が狙えないNYCMに今年出場することは、レース当日に例のスロベニアランナーから聞きました。 
 ネットのasahi.comによれば、「37歳のゲブレシラシエは、好記録が期待できないニューヨークシティー・マラソンを初めて走ると決めた時点で、限界を悟っていた。『ニューヨークを走らずしてマラソン人生を終えられない』。レース前の会見で語っていた。」とのことですが、まさか、引退してしまうとは。。

世界記録達成と結果的に"帝王"の引退レース、3回のレースで彼と一緒に走れたことは、話題ネタにはとてもおいしい、いや違った、誇りに思います!

でも、膝痛で棄権するより、下痢と足痙攣克服して完走した私の方が偉くないでしょうか?

(11/23 写真を付けました。ちょっとは、雰囲気伝わったでしょうか?)
2010年11月20日(土)05:25:11  No.113 (おやじランナーズ)

NYマラソン紀行

お久しぶりです、はこ@ランナーズです。

先週土曜の朝に伊丹を出発、2泊4日で米ニューヨークにマラソンを走りに行き、今日の夕方に伊丹に戻りました。

今回のNYCM(New York City Marathonの略ね)ブログ、東京までの帰路、長時間フライトで書き綴ったのですが、どうも長過ぎ。。 皆さん、私のマラソン履歴含め、どうでも良いでしょうから、大会先夜からのパートのみアップしました。
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大会前夜(=日本からNYへの到着日)、オペラからホテルに戻ったのは、夜12時前。 翌日は、朝、5時過ぎに起床、ホテルはチェックアウトして6時前には出るつもりでした。 成田を出てから26時間、フライトでも余り寝れなかったので、明日の出走までには短時間でもグッスリ寝たいと、メラトニンを一錠飲んでから温めのシャワーを浴びて、荷物の整理を終えてベッドに入りました。 目覚ましは、念のために使いなれた日本の携帯と、ホテルの目覚ましの二段構でセット。 午前1時前。
日本時間では、お昼過ぎ。体は疲れてる筈なのに、中々寝つけません。 やっと、ウトウトし意識が無くなった頃、携帯が激しくなりました。一瞬、訳が分からず、ベッドから飛び起きました。

 午前3:52、おやじ仲間からの激励国際電話。普段、この携帯は海外出張中は電源を入れないため、掛っってくる事がないのです。
暖かい激励を頂きました。 胸がジーンと来ました。でも、これで目が完全に覚めました。 もう少し寝ようとすればするほど、興奮してるのか寝つけません。
まあ、良いや、とベッドを出たのが4時半。 ここで、ipadの電源を入れると時刻は3:30。 あれっ、と思い腕時計を見ると4:30。。。ホテルの机の時計も4:30…………
昨晩、到着時に腕時計はセットしたし、昨日はそれで正しかったので、腕時計を信用し行動開始。 摩擦予防のワセリンを足指に塗って、乳首に同じくバンドエイドを貼って、ランニングウェアに着替えを済ませます。 軽く朝ご飯を食べて荷物をまとめて5:40に部屋を出ました。なんせ、10:10スタートなのに、7:00にマンハッタン南端からフェリーへ乗れとのこと。 ちょっと早いかもと思いながら、フロントでチェックアウトお願いしました。 何の気なしに見た壁の時計は、4:42……… えっ、、、??

そうです。 サマータイムが昨晩で終わったので、今朝から1時間時計が遅れるのでした。 ヨーロッパは、10月の最終日曜日で変更するので、まさかそれよりも2週も遅くアメリカで変更されるとは思ってませんでした。。 ipadは、現地でWLAN接続した時点で、現地時間に修正され、ちゃんとサマータイムからの修正も掛っていたのでした。
うーん、これなら無理して早く起きる事無かった。。
もう一度、部屋に戻ってベッドに横たわりましたが、今更熟睡モードには入れませんでした。

まあ、体内時計は日本の朝、ちょっと辛いけど数時間は寝たので徹夜明けよりはマシ。 地下鉄では、たまたま電車賃を持たずに来たスロベニアのランナーに地下鉄代をおごり、彼と一緒にフェリー乗場のあるバッテリーパークへ移動。 何でも、昨年はNYCM出走ランナーは地下鉄はフリーだったとのこと。 彼は、ボストンマラソンにも出走した強者、ベストは3時間弱! 本当は彼は、私よりスタート時間が早い(申告タイムでスタート時間を区切ってる)のですが、寝過ごしたとのこと。 本来、5:30のフェリーに乗らねばならなかった彼は、焦っているため先先へと進み、こちらを待ってくれるにで仕方なしにフェリーも先頭の降り易い場所へ陣取り、また、フェリー降りてからのバス移動もサッサと再前列に待っていた空席なしのバスに乗り込みました。次のバスで座って行きたかった。。。

 これが、今回の遠征で唯一撮った観光らしい写真。 マンハッタン島からスタッテン島に南下するフェリーボート上から撮った自由の女神。 分かりますか、遠くにチビッと写ってるでしょ。。

スタート地点は、マンハッタン島から南に海を渡ったスタッテン島。私のスタート(wave2)では、 9:40までに規定の集合場所に集まるのですが、スタート地点に着いたのは7:40。 体を動かさないと凍える気温の中、リピーターは寝袋に包まったり、金属蒸着したエマージェンシーシートを巻き付けたりと自己防備しています。 初めての参加だと、この辺の情報が無いので困ります。
仕方無しに、日の当たる場所に着替えの袋を敷き、直接、地面からの冷気で冷えない様にしてうずくまって待ちました。隣に座っていたおばさんは、13年ぶりの参加、コネチカットから来た人で、日本から参加の弾丸ツアーランナーの健闘を祈ってくれました。
流石に、4万人以上の参加者を決まった時間に所定の場所に移動させるには、主催者は大変な苦労をされてる事でしょう。 当日の延着も見越し、 2時間前に到着させる様なスケジュールを組んでくれてるのでしょうが、ちょっと早く集合させ過ぎ。 今度、参加する時は、スタート1時間前でも十分だと、分かりました。

9:30頃に羽織ってきたダウンジャケットと薄手のパンツを脱いで、荷物を所定の袋に入れて自分のゼッケンNoが書かれたステッカーを貼り、UPSのトラックに預けます。 どこの大会でも、荷物を袋に入れて預かってくれますがNYCMは、スタート地点とゴール地点が異なるため、4万人以上の荷物を番号別にトラックに分別、ゴール地点まで運んでくれるのです。 この辺りも、高い参加費に含まれたサービスの一環です。 

9:35頃、自分のスタート位置に行くための列に並ぼうとすると、白い炭坑服姿+ヘルメット、胸元にチリ国旗とPena の文字が書かれた男が人集りに居ました。 ”おおっ!彼が、A見デスクが言っていた炭坑男か!!”と思い、近づき "Excuse me, are you Pena ?" と尋ねました。 "Yes,I amPena. But I'm another Pena. Eric Pena." と苦笑いしながら返事がりあました。 所謂、コスプレ男でした。。 まあ、炭坑から奇跡的な生還をした男が、炭坑ヘルメットと胸に自分の名前をマジックで書いて、走らないわなぁ。。

9:50頃、やっと列が前へ動き出し、スタート地点まで第二出走グループの列が移動しました。 私は、スタートラインから2mくらいのところでしたので、自分の手元時計と大会記録が殆ど同じだと思っていたら、どうも大会の時計は最初のスタートで回されているので、30分ほど既に経過した時間でした。 ややこしいので、今回は自分の時計を頼りにペースを確認します。 
 今回初めて、GPS付きのGarminのスポーツ腕時計でイーブンペース走を心がけましたが、どれだけ電池が持つのか、また、十分に使い方を熟知してないので、念のため使い慣れたカシオの腕時計ももって走りました。 5kmおきのペースは、慣れた右手首のカシオで計測、走行ペースは左手のGarminで確認する念の入れよう。

頭上をヘリコプターが飛び交い、場内アナウンスも騒がしくなって来ました。 丁度、10:10になったとき、先頭がスタート、私も飛び出しました。 会場から出るといきなりブルックリンへ渡る橋を渡ります。 当然、橋は平坦ではなく、緩やかな登りと下りがあり、スタートそうそう登らねばなりません。 海面からは結構高い位置に橋が架かっており、結構の横風が吹いており、走り初めの体には凍える体感温度。 今日の戦略(そんな、大した者じゃありませんが。。)は、とにかく、4時間切りのイーブンペース キロ5分30秒をキープすること。 昨年末の加古川で、イーブンペースで走ることの大切さを思い知ったので、今日もそれを実践できれば、。。 と思っていたのですが、加古川と違い、急ではないもののNYは凹凸が多いコースなので同じようにペースをキープできるかが心配。
 
 自分ではキロ5:30秒を心がけてるつもりでも、レース開始時は周りのペースが速いため、ちょっと油断すると直ぐキロ5分までペースが上がってしまいます。 ブルックリンを北上、途中で緩やかな丘を幾つか越えて、クイーンズ地域に入ります。 走り初めて気づいたのですが、米国ではマイル表示が普通なので、日本や欧州の大会では当たり前の1Km表示がなく、初めての距離表示は1mile(1.6km)で現れました。 そう言えば、大会前日のExpo会場で売られていたTシャツも26.2マイルの文言がやたらに出てました。 こんなとこにも、地域性の違いを実感。

体も温まり、ペースは安定しました。 左膝にちょっと痛みを感じましたが、そのままハーフ通過まではイーブンペースをキープ。 
5km: 00:26:28
10km: 00:52:57
15km: 01:20:17
20km: 01:47:40
Half: 01:53:46
 手元のGPSで確認しているから、当たり前ですが、何時に無く平均的なペースを維持しています。
出走前に心配していた左ふくらはぎも今のところ悲鳴を上げてないし、”おっ、このまま行ければ、4時間切れるかも。。” と思ったのが悪かったのでしょうか、23km頃からお腹の調子が怪しくなってきました。

汚い話で恐縮ですが、私、フルマラソンでは結構の確率で走っていてお腹を壊します。 ひどいときは、レース中に4-5回、トイレに駆け込んだこともあるくらいで、いつもゴール後は、『お腹の中からスッキリ』 とどこかのCMの様に体は軽くなってるのですが、走りながらトイレを捜す辛さ、皆さん想像できますか?

夏の大会(Stockholmが顕著)では、暑さのためにドリンクをがぶ飲み、結果的に飲みすぎで腹壊し、冬の大会(昔良く出ていた福知山)は冷たいドリンクと外気温でやはり腹を壊す。。 お腹を壊さずに走り切れた、昨年の加古川、あれはある意味奇跡に近いbestコンディションだったと思います。

何とかトイレ休憩をせずに走りきりたいと、下腹に力を入れてましたが、駄目です。。 24km付近で諦めて道端の仮設トイレに駆け込みました。 速攻で用を足し戦線復帰。 これ一回のトイレ休憩だけなら、まだペースを保てれば、4時間の目標に望みはありました。
25kmの通過タイム: 02:18:44 までは良かったのですが、あっ、アカン、またお腹が痛くなりそうな予感がする。

悪い予感は的中しました。25kmからは、足取りが重くなりペースが落ちたことに加え、腹痛が再発しないかビビリながらの走行。 体を冷やすことを避けたく、このころから水分補給も控えめにしましたが、これが後で、災いの元に。

レース中の仮設トイレ、必要ないときには良く目にする気がしますが、必要な時になかなか見つかりません。
”なんで、もっとトイレ準備せえへんの!”と怒鳴りたくなりますが、仕方ありません。
30km(02:51:01で通過)越えた辺りから、暴発(失礼。。)が怖くなり足に力が入りません。  観客用のトイレが歩道に設置されてるのを見つけ、心が動きましたが、観客の列を越えていく勇気も無く、見過ごして通過。 うぅ、一瞬立ち止まらないと、まさに漏れそうな感覚を何度と無く経験、もうタイムのことはどうでもいい、トイレが欲しい。

距離は覚えてませんが、32-33kmの間くらいで、道の向こうにバスケコートを発見。 あれは、トイレでは!
 コースから離脱して、速攻でトイレのドアを開け、滑り込みセーフ! でも、体内に溜まったモノを出し切ったのに腹痛は治まりません。 もう、こんな経験はしたくないと、長時間の休憩モードで腹痛の退くのを待ちました。
 先のトイレ休憩だけなら挽回できたでしょうが、これだけ休んだら、4時間切りの夢は消えました。。

気を取り直し走り始めたら、アララ、久々に大腿部の筋肉が大痙攣開始! 長時間座っていた姿勢から走り出したのがきっかけになったのか、両足が痙攣したら走れません。 思わずうずくまり、屈伸。 やはり、10km前から電解質補給を止めたために、一気に足が攣りだしたようです。 体って、凄く正直です。
 周りの声援が聞こえますが、これって不思議ですね。 何時もはへタレ気分でうずくまってることが多く、そんな時に、ゼッケンの名前を呼ばれたり、『頑張れ!』って(ドイツ語、スウェーデン語ですが。。)言われると、じーんと来て気力が湧くのですが、今回は、自分が『なに、クソっ!』と思ってるモードだと、人の声援が単なる雑音にしか聞こえませんでした。

腰のポーチから、パワーバーのジェルを取り出し、スポーツドリンク少々を一緒に飲みます。 あくまで体を冷やさないように、がぶ飲みしないように注意して給水。 足の痙攣は、完全には治まりませんが、ゆっくりだと何とか走れます。 もう、キロ5.5分の目標ペースキープは絶対無理、キロ7分弱がギリギリのペース。

2度目のトイレ休憩を挟んだ35kmは、03:33:36で通過、ここで10分近い遅れ。更に、40kmの通過タイムは、04:07:52で、35-40kmは歩きはしなかったものの、この5kmで34.5分も掛かってしまった。

ひたすら、足元を見ながらの消極的な走りをキープ。 もう、堂々と前を見て走る元気と気力が残ってませんでした。

マラソンもいよいよゴール前2kmを切り、コースはセントラルパークへ突入。 最後の2kmくらい、フラットにしてよ。。。 と小言が出るくらい、また、登り〜っ! あきません、もう限界です。 一旦止まって屈伸、そしたらまた足が痙攣、今度は足が出ません。 不覚にも、41km過ぎで数百mを歩行。 昨年から、歩かずにフル完走を出来るようになっていただけに残念ですが、立っているより前へ出た方が早くゴールできると思い、歩きました。 残り1km位(マイル表記だったのか、良く覚えてません)は無理して走りましたが、殆ど足を引きづってのゴールなので、全然格好良くありません。 ホントは往年の瀬古選手の様にラストスパートして、華麗にゴールしたかった。。。

 手元の時計を止めて、コース横にうずくまりました。 両足大腿部の痙攣がまた来ました。 ”Are you okey ?”と声を掛けられ、"Yes, I'm fine." と答えたのに、脇から二人の兄ちゃんに抱えられ立たされたと思ったら、そのまま、車椅子に座らされました。 ”私、大丈夫ですよ。” と言ったモノの、既に車椅子は救護テントへ突進しており、途中下車は認められず。

”どうしたの?”、(筋肉が攣る、痙攣するって単語を知らないので) ”この筋肉に痛みがあります。冷やせば大丈夫なので、cold sprayか氷を下さい” と説明しましたが、取り敢えずベッドに寝かされ、アイシングしながらボランティアナースの問診開始。
 
”どこから来ましたか?”  ”日本です”
”何時来たの? レース前は十分に休息したの?”  ”昨日のお昼前にNYに着きました。 時差ボケと、友人の電話のせいで昨晩は2-3時間しか寝てません。 で、今日走って、明日朝のフライトで日本へ帰ります。”
”Are you crazy,y,y,y??”  まあまあ、そんな大声出さんでも。。
 やっぱり、米国ナースにも Kamikaze 弾丸スケジュールは恐れ(呆れ)られたようです。

問診が終わると、今度は太股の筋肉を押さえられ、”あっ、あっ、痛、痛い。。” 人の痛みを喜んでいるかのように、様々は角度でストレッチは続きました。

”この人、昨日、日本から来て、寝不足での参加です。” ナースが応対に来たドクター(金髪、cute)に報告、私の周辺のボランティアも何故か私のベッドに注目しています。 手際よくドクターは、私の手首で血圧測定。
 ”血圧と心拍数はちょっと高めだけど、まあ、ゴールした直後だから。 暫く、ベッドで休んでから帰りなさい。”
ドクターが去った後は、今度はまた太めの黒人ナースがやってきました。
”あなた、ここでこれから5分は寝るのよ。さあ、目を瞑って。 私、ここで見張ってるからね。”  渋々、彼女の言葉に従って暫くの休息。
 目を瞑ると、色んな事が頭を過ぎります。
あーあー、何とか完走はしたけど、課題が露呈した大会でした。 

今回の課題、
1.先ずは、起伏のあるコースに対応できる走力が根本的に不足
2.下痢の克服(走りながらの下痢を抑えるには、先に下痢止めで対応出来たのか? ドリンクの工夫)
3.大会前のコンデショニング(現地2泊の弾丸ツアーでは、やはり難しい。。かな)
4.足痙攣予防の塩分補給はやはり重要。(体は正直でした)
くらいかな。

来年は、絶対サブフォー目指します。

 なんか、業務報告とも作文とも言えない、冗長な長文お許し下さい。 絶対にA見デスクからはHPアップの許可が出ない文章ですが、載せちゃいます。  これからフルマラソンを挑戦しようとされてるおやじの方に少しでも参考になれば幸いです。

(11/23追記: ゴールタイム書いてなかったですね。。公式タイムは4:24:45 でした。 ブログ中、写真一枚追加しました。)
2010年11月10日(水)01:16:30  No.112 (おやじランナーズ)

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